Q1 グローバルな業務に関わるきっかけは?

私は入社後、日本国内での経験を積む中で、さらに技術力を高めたいという思いが強くなり、海外赴任を決意しました。妻も海外での生活を希望していたこともあり、挑戦を後押ししてくれました。
アメリカも候補としては挙がっていたのですが、初めての海外赴任地はメキシコに決まりました。異文化の中で生活する不安もありましたが、それ以上に新しい視点や技術を学べる期待が大きかったというのが本音です。現地では、これまでいろいろな人に頼っていた環境から離れて、自分自身で問題を解決する力を養っています。

Q2 現在の仕事内容と、やりがいを聞かせてください。

メキシコでは、製造部門を担当しています。主に成形機や設備のトラブル対応、現地のローカルスタッフへの技術指導を行っています。現地では機械メーカーがすぐに対応できないことも多く、ときには深夜から朝方まで作業をすることもありますが、試行錯誤の末に生産が復旧したときの達成感は格別です。
また、ローカルスタッフから「ありがとう」と感謝の言葉をもらえることが、大きなやりがいとなっています。メキシコのスタッフは明るく、親しみやすい人柄ですぐに馴染むことができました。彼らと協力しながら作業環境を改善する日々に、充実感を感じています。

Q3 海外赴任の魅力と、成長を実感できる部分は?

メキシコでの生活を通じて、仕事だけでなく人生そのものに新たな視野が広がりました。来た当初は治安や言葉の壁への不安がありましたが、実際に住んでみると親切な現地の方々や日本人コミュニティに支えられて、快適に過ごしています。
休日には現地の観光地を巡るなど、新しい文化に触れる楽しみも増えました。ローカルスタッフと一緒にメキシコの世界遺産を訪れたり、馬に乗ったり海へ行ったりと、貴重な体験を積んでいます。日本では得られないこうした経験が自己成長にもつながっていると感じます。

Q4 入社を希望される方にメッセージを。

海外赴任に挑戦することは、自分を大きく成長させるチャンスです。私自身、メキシコでの生活や業務を通じて、新しいスキルや視点を得ることができました。
未知の環境に飛び込むことは簡単ではありませんが、その分得られるものも多いのは間違いありません。興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。それがきっと、人生のかけがえのない財産になるはずです。